新しいフィットネスの形!? NAPERCISE(ナパサイズ)から見る睡眠とは


今、イギリスでは15分ストレッチをして、その後に45分寝るというワークアウトに人気が集まっていることをご存じでしょうか。その名もNAPERCISE(ナパサイズ)。寝ることがワークアウトになるほど、睡眠に関心がある人がいるのでしょう。この現象は、世界的に睡眠不足に悩んでいる人がいるという現状を表しているのかもしれません。睡眠は私たちにどのような影響を与えるのでしょうか。

睡眠を十分に取れていない可能性も

経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本は経済協力開発機構加盟国の中でも最も睡眠時間が短い国の一つだと言われています。実は、日本人の睡眠時間は過去40年間に渡って減少しているという結果がNHKの生活時間調査からも明らかになっています。

また、2016年10月26日発表の国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターの発表によれば「現代人の多くが平均約1時間の自覚してない睡眠不足(潜在的睡眠不足)を抱えている」と指摘しました。自分はよく寝ていると思っている人でも実は睡眠時間が足りていない可能性もあるということを意味しています。最近、睡眠負債という言葉が流行りましたが、睡眠時間が足りていないと徐々に判断力が低下するなどの原因にもなると言われています。

ビジネスパーソンの中には一生懸命仕事を行っていて、知らないうちに睡眠時間が短くなってしまい、気づかないうちに疲労が蓄積されて結果としてパフォーマンスが落ちてしまっている人もいるかもしれません。

質の良い睡眠を取る方法とは

それでは、質の良い睡眠を取るためにはどのようにしたら良いのでしょうか。睡眠グッズを買う、アロマをたく、枕を新しくするなどの形から入る人もいるかもしれません。実際に厚生労働省は質の高い睡眠のための行動、睡眠の質を下げる行動を下記のように考えています。

睡眠の質を高める行動
①適度な運動を習慣づける(ただし就寝直前の激しい運動はNG)
②起床直後の太陽の光による体内時計のリセット
③リラックスできる音楽などを聴く
④入浴はぬるめと感じる湯温で適度な時間ゆったり
⑤寝室や寝床の中の温度や湿度心地良い温度に調整

睡眠の質を低める行動
①就寝直前の夜食の摂取
②就寝前の寝酒や覚醒作用のあるニコチンを含むタバコを吸うこと
③就寝前3~4時間以内の覚醒作用のあるカフェインの摂取
④寝床に入ってから携帯電話のメールやゲームを行うこと

こうやってみると、睡眠の質を高める具体的な方法は普段の生活で取り入れられることばかりです。規則正しい生活を行い、体を動かし、リラックスする時間を作ることが大切だということでしょう。

どうしても夜睡眠時間を取れないなら昼寝も

それでも、「忙しくてそんなに睡眠時間を取れない」と思う人には、休息を兼ねて短時間の昼寝や仮眠の時間をとるのはいかがでしょうか。頭がすっきりして、午後の仕事のパフォーマンスが上がる可能性があります。

睡眠不足が原因で仕事のパフォーマンスが下がるのは良くないと健康管理を兼ねて仮眠スペースを設置する、昼寝休憩などのユニークな制度を取り入れるなど、睡眠について意識をしている企業も出てきています。実際に、眠気がさめて、頭がスッキリして午後の仕事の効率が上がる、細かいミスが減るなどの効果があり、このような取り組みは広がっているようです。

また、外出先でも気軽に使える睡眠カフェ、仮眠スペース、ビジネスホテルの短時間利用など、どうしても眠気が覚めない時に利用できる施設なども徐々に増えています。

短時間でも睡眠時間を確保してみては

NAPERCISE(ナパサイズ)はストレッチと寝る時間をあわせて1時間ほどのワークアウトです。実際に寝る時間は45分と短時間です。実際に、このワークアウトは寝る時間に充当すると時間を確保して取り組んでいるからこそ、ぐっすり眠れて、その後の仕事のパフォーマンスにも良い影響があるのかもしれません。NAPERCISE(ナパサイズ)のようなフィットネスは日本にはないとは言え、自分なりの睡眠不足を解消するような方法を見つけて、普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。もしかしたらよい効果が得られるかもしれません。

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