Z世代のチャレンジャー!高校時代に起業した2人に見るフロンティア精神


良い大学を卒業したら一流企業に勤めて定年を迎えるという理想は「Z世代(ジェネレーションZ)」を中心に崩れ始めました。彼らが生まれた1990年代半ば以降は、生まれたときからインターネットがある時代で、彼らはいわゆる「デジタルネイティブ」です。彼らはもう、伝統的な就職や職業に就くことが幸せという価値観を持っていないのかもしれません。

今や高校生の起業家が登場する時代です。ビジネスを立ち上げるなら、どんな教育をどう受けるかなどを知っているのです。高校生時代に起業をした、Z世代のチャレンジャー2人に見るフロンティア精神をご紹介します。

スマートフォンの各種サービスを企画開発 – 梅崎健理さん

・使い方を教わらなくても普通に使えるZ世代

梅崎さんは4歳でパソコンを触り始め、小学3年の時には友達と一緒にテレビ番組のファンサイトを制作しました。放課後も打ち合わせや作業のためにFTPサーバを共有し、Twitterやインスタントメッセンジャーで連絡しながらサイトを更新していました。

小学校6年の頃に自分のパソコンを持ち、日常的にSkypeやiPhoneを使っていたそうです。使い方を教わらなくても、普通にネットツールを使えるのがZ世代の特徴なのです。

・17歳の高校生で起業

ソフトバンクの孫正義社長にTwitterでリプライを送ると本人の目に留まり、高校生ながら3番目にフォローされたことで一躍有名になりました。メディアの取材を受け、デジタルネイティブなどのテーマで講演するようになりました。2010年の新語流行語大賞トップ10で「〜なう」の受賞者にも選ばれたのです。

Twitterなどを利用したマーケティングやコンサルティングのほか、スマートフォンの各種サービスなどを手掛ける「株式会社ディグナ」を2010年12月、17歳の若さで設立しました。社名はデジタルネイティブを短縮した造語で、ラテン語で「価値あるもの」を意味します。

・社会に出る準備期間の高校が社会と断絶

梅崎氏は中学卒業後、福岡市内の進学校に進みましたが、高校生活1年目から社会にとの断絶を感じ、都内の通信制高校に転校して起業しました。

ディグナのメンバーは、Twitterで知り合った総勢5名。4人が中高生でした。東京、神戸、福岡など住む場所は異なってもサイボウズやTwitterなど、コミュニケーションツール使いこなして効率的に働き、今後はデジタルネイティブ向けの新たなサービスを生み出す考えです。

高校2年でオリジナルネックウェアブランドを展開 – 大関綾さん

・中学3年で出場したビジネスオーディション

大関さんは神奈川ビジネスオーディションに中学3年で出場。月刊アントレ賞と来場者賞を史上最年少の14歳7カ月でダブル受賞しました。私立高校在学中に起業を志したものの、起業は認められず自主退学。都立高に再入学し、2010年1月に17歳で「ノーブル・エイペックス」を設立したのです。

高校2年でオリジナルネックウェアを展開する「Aya Ohzeki」ブランドを立ち上げました。

・胸元を彩る新ファッションアイテムを編み出す

胸元が緩くなりがちなクールビズの服装を、お洒落に彩る新たなファッションアイテムを提案して注目を集めました。

今はオフィスで働く女性たちにとって選びやすく買いやすいECサービス「ALLABOUR(オーラボー)」を運営しています。

高校生起業家はSNSやビジコンをフル活用

高校生起業家の特徴を挙げると、TwitterなどSNSのつながりをフル活用したり、ビジネスコンテストで早くからビジネスモデルを具現化することにあるようです。いわゆる現役世代とは違い、インターネットに流れる情報をフル活用してビジネスに活かす姿勢は大人も学ぶべきところがあるでしょう。また、大人の目に触れる場所でビジネスモデルを発表する勇気にも目を見張るものがあります。

未来の日本を担うZ世代の高校生起業家の自己実現に見るフロンティア精神を見習ってみてはいかがでしょうか。

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