思考の細分化にはマインドマップが一番!あなたもすぐに始めよう


ビジネスの世界において、自己実現をしている人とそうではない人では何が違うのでしょうか?ここでは「思考の質」について軸にしてみましょう。

自分の夢に向かって突き進んでいる人は真の意味で考え、そうではない人は考えるふりをしています。一流の人は思考をアウトプットへ素早く繋げられると言われます。自己実現が出来る・出来ない差の一つには思考の質があり、もっと言えばアウトプットへの拘りだといえるのではないでしょうか。

それでは、一流のように考え、アウトプットするために何が必要なのでしょうか。その一つの答えになると思われるのが「マインドマップ」です。

マインドマップとは

マインドマップとは、アイディアや情報を地図(マップ)のように図示したものです。一枚の白紙の真ん中にキーワードを配置し、そのキーワードから連想するキーワードやイメージを放射状につなげていきます。

マインドマップは、1970年代にイギリスの著述家であるトニー・ブザンが発表したことで一躍注目を集めました。日本にも主に90年代以降輸入され、サービス業を中心に思考ツールの一つとして広く受け入れられるようになりました。

マインドマップの特徴は、「放射状につながる」という形状が、人間の脳に適合しているとされている点にあります。人間がものを記憶するときも、中心的な概念と別の概念をつなげる方法を採用していることから、マインドマップのように視覚的にキーワードを広げていく方法が情報整理や思考の深掘りなどに役立つと考えられています。

マインドマップのメリット

マインドマップは、自分の外部にある知識のインプットにも、自分の内面にある感情や思考のアウトプットにも役立ちます。まず知識のインプットですが、マインドマップは複雑な情報を整理して記憶するのに適しています。一般的には、箇条書きや文章、図解を用いて物事を暗記することが多いのですが、それに比べるとマインドマップはカラフルであり、全体を一つの絵として覚えることができます。

頭のよい人を表現した言葉として、「一を聞いて十を知る」というものがあります。マインドマップは、それを具体化したものと言ってもよいでしょう。

また、自分の感情や思考を整理してアウトプットするのにも適しています。考えがまとまらないときや曖昧な不安に囚われたときに、それを体系立てて明確化することができます。明確化すると、不安な気持ちは少し和らぐものです。

仕事やプライベートで煮詰まることがあると、マインドマップで整理することで解決の糸口が見えてくることもあります。

マインドマップのやり方

マインドマップの創始者であるトニー・ブザンは、かなり細かくマップの書き方を定めています。しかし、最初にマインドマップに取り組む場合に、あまりに細部に気を取られてしまうと、かえってマインドマップの効果を実感しづらい面があります。従って、ひとまずマインドマップは以下の点さえつかんでいればOKです。

・紙とペンを用意する
・紙の真ん中に中心的なキーワードを書き込む
・連想されるキーワードを、中心のキーワードの周りに配置する
・いくつか書いたキーワードを囲むように、さらに細かく連想されることを配置していく
・関連性のあるキーワード同士は結ぶ

これを繰り返して、4階層ぐらいまで絞り出すことができれば、そのキーワードについてはかなりトピックがアウトプットできたはずです。

すぐに始められる紙でのやり方を解説しましたが、実はパソコン上やスマホで使えるアプリがいくつも出ています。アプリ上だと保存が容易という利点もありますので、ぜひ一度使ってみてください。

マインドマップの応用範囲

マインドマップは、シンプルであるがゆえに応用範囲の広いツールと言えます。例えば、仕事で新たな企画の企画書やプレゼン資料を作成するときも、最初にマインドマップでアイディアをアウトプットすることにより、格段にまとめやすくなります。

さらに言えば、マインドマップは複数人のディスカッションに取り入れても効果を発揮します。チームの戦略を検討するときも、複数の条件を整理してアイディアを出すのに貢献してくれることでしょう。

マインドマップをよく理解して実行している人は、マインドマップを面倒だと思ったりしません。そうすることが呼吸と同様に大事なことだと認識しているので、スムーズに進めることができます。

マインドマップで可視化の定着を

人間は、考えているつもりでも単に頭の中で堂々巡りを繰り返しているだけのことも多いものです。マインドマップを使うことで、一流が自然とやっている情報の整理の仕方、ものの考え方を自分にインストールすることができます。複雑な条件を整理し、新たなアイディアをアウトプットするのに、ぜひマインドマップを取り入れてみてはいかがでしょうか。自己実現に向けて穴があいていることがあれば、可視化できる最強のツールのひとつがマインドマップだと言えるでしょう。

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