ナポレオン・ヒル、セネカ、武者小路実篤……歴史上の有名な人物が残した成功の格言


成功者というと、あなたはどのようなことを思い浮かべますか?みんなが知っている有名な起業家だけではなく、自分の志を高く持ち、目標に向かっている人もいることでしょう。起業家だけではありません。街を歩いていれば、ストリートミュージシャンが将来のデビュー等を目標に路上ライブをしている、イラストレーターの卵が絵を描いている、ダンサーがパフォーマンスをしている様子などを見ることもあります。今はSNSを使って自分を発信していて、成果を出している人もいます。どうして彼らはまっすぐ自分の道を歩み続けることができるのでしょうか。有名な格言を交えながら考えてみましょう。

『我この道を行くこの道の他に我を生かす道無し』(武者小路実篤)

武者小路実篤は、過去に『我この道を行くこの道の他に我を生かす道無し』という名言を残しています。自分の行く道以外に自分を生かす道はないと考えての言葉です。彼自身、小説家で劇作家でした。文芸人として生きる自分の道を正しいと思い、発言したのでしょう。

上記は自分をまっすぐに生きる人の信念の部分と少なからずリンクするのではないでしょうか。自分はこの道で生きると決め、自分の中に成功の熱意をもって行動します。他人にどう見られるかではなく、自分の情熱がどこにあるかを行動の軸にすることこそが、最も成功に近づくというということなのかもしれません。

『思考は現実化する』(ナポレオン・ヒル)

ナポレオン・ヒルの有名な格言である『思考は現実化する』です。ナポレオン自身の功績は言わずもがなですが、この言葉を普段の生き方に当てはめるとどうなるでしょうか。

仕事やプロジェクトを進めていくと、問題が沸き上がってくることもあるでしょう。その時、成功者はどう対処するか。「困った、どうしよう」と問題を色々こねくり回すのではなく、「解決方法」に集中します。プロジェクトの進行中だと仮定しますと、この問題を誰に話すか、この解決方法をだれに託すか、いつまでに何を行うか、など解決方法を徹底的に考え抜きます。

そこで大切なのは、机上の理論を考えるだけでなく、現実に当たる、ということです。単に、今まで机上で学習してきた方法がそのまま実務やプロジェクトで通用するのかどうかはやってみないと分かりません。しかし、問題は千差万別、一つとして同じものはないのです。セオリーは、複雑な問題を整理することにはとても役立ちますが、それ自体で問題解決することはできないかもしれません。それらをツールとして使いながらも、自分の頭で考え抜くことが大切なのです。考えたことは実際に行動すれば実現するかもしれません。

『ぐずぐずしている間に、人生は一気に過ぎ去っていく』(セネカ)

セネカはローマ帝国の政治家であり、哲学者でも詩人でもあった人です。もたもたしていると人生はあっという間だという言葉を残しています。人生や時間を大切にしないとあっという間に過ぎていくと説明しています。

たしかに、自分の人生において、何が一番のプライオリティかを明確にすることは大切かもしれません。人によっては、第一に家族、第二に仕事、第三に自分など、またある人は、第一に自分、第二に家族、第三に仕事など、順番は、その人それぞれで異なり、決して正解があるものでもありませんが、何が自分の軸として大切なのかを知ることができます。

そのうえで、次にいつまでにそのプライオリティを完成させるか、決めていくのです。時間は、地球上すべての人間に平等に与えられていますが、それをいかに使っていくかは、それぞれに委ねられています。行き着くゴールが明確になっていれば、そこへどのようにして、何をすれば最短に到達できるか、ここでも考え抜きます。自己資金ではできないことを調達することでスピード感をもって達成できるかもしれません。まっすぐ自分の道を歩んでいる人は、そのことを十分に理解しているからこそ、困ったときに最善の策を講じることができるのかもしれません。

自分の道を真っ直ぐ見つめる人は信念がある

まっすぐ自分の道を歩む人は自分のことをしっかり見つめ、まっすぐに自分の行きたい道を歩んでいることでしょう。あなたの自分の道はどちらに向いているでしょうか。まっすぐ自分の道を歩む人の考えに少しでも共感できるところがあれば、真似をしてみるのもよいかもしれません。

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