トップランナーは意外に質素な食習慣!ジョブズ、ゲイツ、オバマに星野リゾート代表まで


エグゼクティブたちは、毎日美食三昧の食生活を送っているのかと思いきや世界のトップランナーたちの食事は意外にも質素でした。食事の場所は三ツ星レストランではなくファストフードが主で回数は1日1食、内容はサーモンやブロッコリーだけ……といったものです。セレブの個性的な食生活とカロリー制限によって得られるメリットについて紹介します。

セレブの意外な食習慣

世界のビジネスをリードする著名人たちは、忙しい毎日の中でも体に気を遣い、健康を保てるよう努力をしているものです。しかし次のように個性的な食生活を送る人もいます。

バラク・オバマ

元アメリカ大統領のバラク・オバマ氏は、大統領時代から1日の食事はたった1回夕食だけ、しかもサーモンやライス、ブロッコリーなど同じメニューを繰り返し摂取しているといいます。

ビル・ゲイツ

ビル・ゲイツ氏といえば、Windowsを開発してマイクロソフトの共同設立者となり、毎年世界の長者番付に名を連ねる大富豪です。2019年4月には、資産額が1,000億米ドルを突破して話題となりました。巨額の資産を持つビル・ゲイツは、食に執着がなくファストフードを好んで食べることでも有名です。毎日同じ食事を取ることで食事を選択する時間を省くことができます。

スティーブ・ジョブズ

アップル社の共同設立者で今は亡きスティーブ・ジョブズ氏は、菜食主義でした。しかも果実にこだわる果実食主義者でリンゴを主に食べていたといいます。夫婦ともに究極の菜食主義と呼ばれるヴィーガン主義者であったため、肉や魚をはじめ卵や乳製品など動物が関連する食物の摂取を避けていました。

星野佳路

総合リゾート運営会社、星野リゾートの代表である星野佳路氏も、夕食だけの1日1食を実践しています。加齢による新陳代謝の低下を考慮したうえのことで、一度の食事内容に特に制限は設けておらず、好きなものをバランスよく摂取しているそうです。

超小食で長寿に?質素な食事で老化対策

1日1回だけの食事や菜食主義などセレブであっても、食事の内容はむしろ一般人よりも質素であるケースがみられます。特に1日1食、あるいは超小食を実践する人も少なくありません。「腹が減っては戦ができぬ」ということわざが示すように、仕事と食事は切っても切り離せない関係にあると考える人も多い傾向です。実は超小食の食生活を続けることで、あるメリットが得られる場合があるといいます。

それが長寿と老化防止です。カロリーを制限して小食に努めると、さまざまな動物の寿命が延びることが分かっています。近年では、ヒトと同じ霊長類でも同様の結果が得られました。

これには長寿遺伝子と呼ばれる遺伝子「 Sirt1(サーチュイン)」が関係しています。この遺伝子は、活性酸素を除去し、老化のスピードを遅らせることが分かっています。しかし、多くの現代人の生活習慣では長寿遺伝子は働きません。長寿遺伝子を働かせるためのポイントはカロリーを30%制限することです。

またラジオ体操など軽めの運動を行い、7時間の睡眠に加え、赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種であるレスベラトロールを摂取することもポイントだといいます。食事によるカロリー摂取を控えながら、一般的に健康的とされる生活を送っていれば、長寿遺伝子が働くようになるかもしれません。今後も若々しく活動したいのであれば、質素な食事に運動と良質な睡眠を心がけ、体の内側に気を使ったほうがよさそうです。

1日1食で食事の時間を読書などに充てられるようになる

1回の食事が30分だとすれば、3回で90分の時間が必要です。しかし1日1食の生活なら、朝と昼の食事の時間を読書や仕事に充てられるようになります。時間が足りないと感じている人は、1日1食生活に変えることで健康と仕事の両方を手に入れられるかもしれません。

改めて食生活を見直してみよう

カロリー制限などによって長寿遺伝子が働くと長寿や老化防止効果が期待できることが分かりました。しかし無理なカロリー制限は体調不良やストレスの元にもなりえます。千差万別なセレブの食事が示すように、大富豪だからといって毎日ぜいたくな食事をしているわけでもなければ、健康に気を使ってファストフードを食べない人ばかりというわけではありません。

健康と食事について悩んでいるのなら自分に合った食事法を見つけられるように、世界のトップランナーの食事を見習ってさまざまな食事法にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

Photo by mrmohock on Shutterstock.com