毎日をパワフルに過ごすための「正しい呼吸法」とは?


忙しいビジネスパーソンにとって欠かせないのが日々の健康維持です。忙しい中でもパフォーマンスを高めるために食事や運動に気を使っている人も多いのではないでしょうか。しかし「呼吸」まで気を配る人は少ないかもしれません。そこで今回は健康的に過ごすための「呼吸」の効果について解説します。

実は健康に大きな影響を与える、「呼吸」の力とは?

ビジネスパーソンが健康に気を配るときに考えるのは、「睡眠時間の確保」「食事の見直し」「運動の習慣」などではないでしょうか。もちろん健康の基本といわれる3つのポイントに気を配ることも重要です。しかし実はもっと簡単に身体の状態を改善することが期待できる方法があります。それが「呼吸」を変えることです。呼吸は、身体のいろいろな要素に結びついています。

例えば身体のオンとオフのスイッチである交感神経と副交感神経です。これらの切り替えと呼吸は強く結びついています。通常仕事中は、交感神経が優位に働いています。しかしオフのときに交感神経優位だとリラックスできなかったりストレスの原因になったりしかねません。交感神経と副交感神経を切り替えるのに「呼吸」が重要な役割を果たしています。

現代人は首をやや下に傾けながらパソコンやスマートフォンの画面を利用することが多いため、胸が閉じ猫背になりやすい傾向です。この姿勢だと呼吸が十分に行えず身体に悪い影響を及ぼしていることがあります。

呼吸を改善することのメリットは?

呼吸を改善することで一体どのようなメリットがあるのでしょうか。具体的なポイントを紹介します。

オン・オフの切り替えがうまくいくようになる

呼吸は交感神経と副交感神経の切り替えに大きな役割を果たしています。呼吸を意識することで交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになることが期待できるのです。オンとオフの切り替えがうまくできるようになればリラックスしたいときに十分にリラックスできるようになるでしょう。

脳細胞が活性化される

呼吸は酸素を身体に取り込む重要な役割を担っています。この酸素の消費量が一番多いのが脳です。呼吸を改善することでより多くの酸素を取り込めるようになるため、脳細胞の活性化が期待できます。

代謝が良くなる

いったん呼吸によって酸素を取り込むと身体はその酸素を全身に行きわたらせようとし、その結果血流が良くなります。血流が良くなると肩こりやむくみが消えるほか代謝も良くなり太りづらい身体になることが期待できます。

ビジネスパーソンが取り入れたい、「正しい」呼吸法とは?

ビジネスパーソンが日々の生活で呼吸を上手に活用するには、どのように行えばよいのでしょうか。ここでは「腹式呼吸」と呼ばれる自律神経を刺激する呼吸法を紹介します。「ロングブレス」で一躍有名になった、美木良介氏も実践する呼吸法になります。

1.まず口をすぼめながら息をできるだけゆっくりと長い時間をかけて苦しくなるまで吐く
2.息を吐ききったら鼻からゆっくりと息を吸う
3.息を吸い切った後状態で数秒息を止める
4.口から再びゆっくりと吐く。以下を5~10分程度繰り返す

このときに重要なのは、臍(へそ)の少し下の「丹田」(たんでん)と呼ばれる部分を意識することです。丹田を意識して呼吸を行うことで身体の内側の筋肉が使われ、より深い呼吸ができます。また背筋を伸ばして胸を開くことを意識すると良いでしょう。

正しい呼吸法を身につけてパフォーマンスを向上させよう

仏教には「呼吸を整える」「姿勢を整える」「心を整える」という意味の「調身調息調心」という言葉があります。古くから呼吸を整えることの重要性は知られており、また最近は科学的にも検証が進んでいる傾向です。ビジネスパーソンとして日々のパフォーマンスを向上させたいなら、まずは正しい呼吸法を身につけることからはじめてみてはいかがでしょうか。

Photo by AntonioDiaz&Jacob Lund on AdobeStock.com

 
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