フリーランス+会社員という働き方。自由も安定も手に入る?


政府が推進する働き方改革は、個々の事情に応じた「多様な働き方を選択できる社会の実現」を掲げています。すでに大手企業では、社員の1割をフリーランス化するなど従来の会社員にとらわれない働き方を認める動きも出ています。しかし「完全なフリーランスでは収入や補償への不安が尽きない」という人も多いのではないでしょうか。

自由も安定も実現する、半フリーランス・半会社員という働き方が成り立つ可能性もありそうです。

変わる雇用制度。柔軟性のある働き方が求められる時代に

終身雇用や定年制度に限界が見えはじめた時代においては、さまざまな働き方が選択できます。例えば会社員という枠にとらわれずフリーランスとして働いたりフリーランスにこだわらず複数の会社で社員・外部社員として働いたりするなど柔軟性を持った働き方に変えていきたいと望む人もいるでしょう。

近年では、会社員をやめてフリーランスとして独立する人も珍しくありません。しかし一口にフリーランスといっても働き方の形態はさまざまです。「専業の仕事を持つ個人事業主」「複数の仕事を掛け持ちする副業系フリーランス」などがあります。いずれにしても会社員とは異なり毎月決まった収入を安定的に得られる働き方ではありません。

自由度を求めてフリーランスになると安定性がなくなり安定性を求めて会社員になるとライフステージに合わせた働き方ができなくなるかもしれない不安が付きまといます。

フリーランスの「収入不安定問題」にどう向き合うか

「多様な働き方を選択できる社会の実現」を目指す働き方改革ですが、ライフプランやキャリアプランに沿って働き方を選択していくのはなかなか難しいものです。すでにフリーランスとして多くの仕事をこなしている人も収入の不安定さや会社員と比べて社会保障が少ない点などへの心配は尽きないのではないでしょうか。

自由な働き方を選択できるフリーランスは、会社という後ろ盾がないことで常に不安と戦っている人も少なくありません。どちらにせよ一長一短なら両方の「いいとこ取り」も可能な働き方「半フリーランス・半会社員」を目指してみるのも方法の一つです。フリーランス+会社員の二足のわらじを履く人は、平日は会社員として週末や休日、あるいは平日の終業後はフリーランスの仕事を行っているようです。

ライフステージの変化にも柔軟に対応できる

完全なフリーランスから会社員になり、フリーランスの仕事も続けるとどうなるでしょうか。考えられることはライフステージの変化にも柔軟に対応できる働き方の実現可能性です。例えば、子育てや介護などで会社員として働けなくなった場合でもフリーランスとして稼げる能力を維持していれば家庭と仕事の両立を目指せるかもしれません。

最近では、希望する社員に対して社員ではなく個人事業主として業務を委託する「社員のフリーランス化」を認める会社も出てきました。人生100年時代をより豊かに生き抜くために「専業フリーランス」「定年まで会社員」のどちらか一方ではなく、どちらも選べる「半フリーランス・半会社員」という形は興味深いキャリアプランといえます。

固定概念にとらわれない、より自由な働き方を求めて

フリーランスと会社員は、どちらにもメリット・デメリットがあります。それぞれのメリットを少しずつ取り入れられる「半フリーランス・半会社員」という働き方で自分の可能性にチャレンジしてみるのも面白そうです。

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