一流マーケターになりたい人のための「基本的思想」入門


「マーケター」たるもの、ありとあらゆる購買層を想像できなければ一流とは言えません。さまざまな消費者の気持ちを想像するには、「食わず嫌い」をせずに身銭を切ってできるだけ色々な経験し、多くの人と能動的に出会うのが近道です。

世の中にはさまざまな購買層がいる

買い物は主に100円ショップ、洋服はファストファッションといったように、安価な買い物を楽しむ人もいれば、10万円のディナーを楽しみ、完全予約制の寿司屋を巡り、月に一度は豪華クルーズディナー、趣味は乗馬……といったような高級志向の人など、世の中には実にさまざまな消費者がいます。

マーケターは、このようなさまざまな消費者の気持ちを理解できなければなりません。それには「経験値」がものを言います。実際にお金を使ってさまざまな人の経験を自分もすることですることで、さまざまな人の購買意欲を理解できるようになります。

特に、一流のマーケターを目指すのであれば購買力のある富裕層の気持ちを理解することは重要であり、乗馬やクルーズディナー、完全予約制の寿司屋などは、一度は体験しておきたいものです。

マーケターに求められるもの

そもそも、マーケターとはどんな仕事なのでしょうか。一般的にはマーケティング戦略や市場動向に詳しく、商品開発や販売促進を専門に担当する人のことを指し、企業においては売上を左右する重要な役職とされています。マーケターが仕上げる商品のキャッチコピーが、会社の業績を左右することも珍しくありません。

企業が商品開発や販売促進の戦略を立てる際は、「ペルソナ」を設定します。ペルソナとは、その商品・サービスを購入・利用するユーザー像のことで、企業は一般的にこのペルソナに合わせて商品・サービスを開発していきます。

ここで、マーケターの能力が問われます。そのペルソナはどのようなメンタリティを持っているのか、どのような不満を抱えているのか、何に幸せを感じるのかなどをマーケターが的確に把握すれば、開発の正しい方向性を見誤ることはありません。

その企業のマーケターが、さまざまな購買層に関する知識を持ち合わせていれば、商品やサービスの新たなターゲット層を見出せることもあります。

興味・関心の幅を広げ、できるだけ多くの経験と出会いを

こうした職種のマーケターとして成果を上げるためには、できるだけ多くの「経験」と「出会い」をすべきです。そのためには、興味・関心の幅をぐんと広げ、さまざまなことにチャレンジする気概が必要です。チャレンジが経験となり、出会いの機会を作り、マーケターとしての感度を高めることにつながるのです。

「よく遊ぶ」ことも経験や出会いにつながります。日本には「よく学び、よく遊べ」という考え方があり、英語でも「All work and no play makes a Jack a dull boy(働いてばかりで遊ばないと愚かになる)」ということわざがあります。

もちろん遊び方によっては自分の見識を広げることや出会いに結びつかないこともありますが、人々が何を楽しさや喜びを感じているかを知ることは、非常に重要なことです。

座学に頼りすぎずに積極的に実社会に飛び込もう

優れたマーケティングには「理論」も重要ですが、座学に頼りすぎずに積極的に実社会に飛び込むことも重要です。そのためにはお金も掛かりますが、自分の知らなかった世界に足を踏み入れれば、今までマーケターとして見えていなかったものが見えてくることでしょう。

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