豊かな老後のために!30代から実践したい年収アップ法


いずれ到来すると言われる「人生100年時代」。寿命が延びることは良いことですが、一方で悩みの種となるのが、長生きすることでそれだけ老後のお金も必要になってくるということ。退職後の蓄えのためには、働き盛りの30代の頃から年収アップに向けて何らかの取り組みを始めておきたいところです。30代から取り組める年収アップ法を紹介します。

「投資」で成果を高めるためにも、「労働収入」をアップしよう

金融庁は2019年6月、95歳まで生活するためには夫婦で2,000万円ほどの金融資産の取り崩しが必要になるという見解を示し、波紋を広げました。いまも2,000万円をどのように用意すればいいのか、頭を悩ませている人は少なくないでしょう。

金融資産を形成するためには、「貯蓄」や「投資」という方法があります。特に投資は「複利効果」(利益を再投資することで収益がさらに増えること)も期待できますので、リスクコントロールは重要ですが、人生100年時代が近づくことを考えると始めることを検討したいところです。

ただ投資を始めようにも「原資」が必要で、多くの人にとってその原資は労働収入になります。そのため、投資を通じて金融資産を増やす上でも労働収入の増加は非常に重要なポイントで、できれば早い段階で自分の年収をアップさせておきたいところです。

では実際、年収アップに向けてはどのようなアプローチが考えられるでしょうか。「転職型」「非転職型」の2パターンでそれぞれ考えてみましょう。

転職型

同じ企業に勤めていると、給料が一気に上がることはなかなかありません。ほかの社員との給与バランスを考え、その社員が優秀であったとしても企業はその人に突出した給与を与えにくいのです。一方で転職に成功すれば、一気に年収を高めることができることもあります。

では、転職する際にはどのような企業を選べば良いのでしょうか。

より自分のスキルを生かせる企業に転職する

自分のスキルを存分に生かせる企業であれば、入社前の年収に関する強気の交渉も可能になってきます。入社後もスキルが生かしてその企業に対してしっかりと貢献していけば、昇格などによる昇給も期待できます。

より将来が有望な業界に転身する

業界ごとに将来の有望性には違いがあります。新たなテクノロジーが登場すると、廃れる業界もあれば伸びる業界も出てきます。これから伸びる業界の企業に身を置けば、その企業の業績の向上とともに年収アップも期待できます。

非転職型

転職が年収アップの唯一の方法ではありません。勤めている企業の業績が決して悪くないのであれば、同じ企業に勤めながら自分の年収をアップさせる方法を模索するという道もあります。

副業を始める

近年は国が「働き方改革」を推進していることもあり、副業を解禁する企業も増え続けています。もし勤務先の企業が副業を容認しているのであれば、副業にトライしてみてはいかがでしょうか。副業によっては年収が増えるだけではなく、新たなスキルをつけることにもつながります。

資格を取得する

いま勤めている企業で年収アップを目指すのであれば、資格を取得して資格手当を受給するという方法もあります。資格の取得はいずれ転職の機会が訪れたときにも自分の強みとなります。空いた時間を積極的にこうした資格のための勉強に費やすのは、30代の有意義な過ごし方の一つでしょう。

早いうちに年収アップを目指そう

老後に向けてしっかりと資産を形成したいなら、早いうちに年収をアップさせておくことが何より肝心です。貯蓄をメインに堅実にお金を確保していくにしても、投資にまわすにしても、原資となる労働収入がアップしなければ、いずれの方法もなかなかうまくいきません。

「転職型」でも「非転職型」のいずれでもなく、起業・独立して年収を増やしている人もいます。どういう道を歩むかはその人次第ですが、自分のその時点のスキルや性格などもしっかりとわきまえ、より資産形成に向けて成功確率が高い方法を選ぶことを心掛けましょう。

Photo by tomoco_sozai on AdobeStock.com

 
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