前職を生かした副業とは?「元コンサルタント」Cさんの場合


現在、IT企業で事業開発のマネージャーを務めるCさんには、もう一つの顔があります。それは副業で行っている「フリーのコンサルタント」です。企業向けにビジネスアドバイスを行うCさんは、どのようにコンサルタントを始めたのでしょうか。そこで今回はCさんの事例をもとに副業コンサルタントの仕事内容ときっかけについて解説します。

なぜCさんは、コンサルタントのビジネスを始めたのか

Cさんの本業はIT企業での事業開発。しかし以前はコンサルティングファームに所属し金融業や小売店、消費財メーカーなどを中心にマーケティングやファイナンスのコンサルティングを行っていました。Cさんはコンサルタント会社から今の会社に転職するとき収入の多角化について検討。そのとき副業で「スポットコンサル」というものがあることを知りました。

スポットコンサルとは、1日単位でインタビューを受けたり知見を提供したりするコンサルタントのことです。今の会社がフレックス制のため、「副業として行っても両立できるのではないか」と考えたのがコンサルタントを始めたきっかけです。

Cさんが行う副業の内容は?


Cさんの行っているコンサルタント業務の具体的な仕事内容なのか3つの観点から紹介します。

・スポットコンサル
・企業のアドバイザー
・メディアへの寄稿

スポットコンサル

1つ目は、スポットコンサルです。「ビザスク」のようにフリーのコンサルタント向けに1時間から対面や電話相談が設定できるサービスもあります。このようなサービスにコンサルタントとして登録し案件と相談したい人とマッチングすれば仕事につながる仕組みです。

企業のアドバイザー

2つ目は、企業のアドバイザーです。Cさんはコンサルタント時代のクライアント企業の顧問としてサービスを提供しています。顧問といってもCさんは本業があるため、定期的にサービスを提供できるわけではありません。そのためこちらも実際はスポットでのサービス提供です。月に1日程度、主に経営者の相談相手としてコンサルティングをしています。

メディアへの寄稿

3つ目はメディアへの寄稿です。Cさんはコンサルティングファーム勤務時代、金融業や小売店へのコンサルタントを行っていたこともあり、その分野に関する知見を豊富に持っています。寄稿内容は、最新の小売業のテクノロジーや事業承継のアドバイスなど自身の得意分野に絞って寄稿を行っているのが特徴です。

Cさんのコンサルタントとしての収入はどれくらい?

Cさんのコンサルタントの収入はどれくらいなのでしょうか。スポットコンサルは、案件によりばらつきはあるものの1日につき1万~3万円が相場のようです。アドバイザーの仕事も1日に5万円程度の収入を得ることができます。メディアへの寄稿も1原稿あたり1万~2万円と専門性が高い分、得られる収入は多い部類といえるでしょう。
またコンサルタントという仕事の特性上、経費が人件費以外かからないというのも大きなメリットといえます。

しかしCさんの場合、仕事の依頼が安定しないのが悩みの種です。3つの柱となっている仕事は基本的に相手から依頼があって成立するものです。そのため多い月は20万円近く稼ぐことができますが、一方で「ほぼゼロ」という月もあるのです。現状は毎月平均約10万~15万円の収入を得ることができています。

コンサルタントで培ったスキルを転職後も活用!

Cさんは、今の会社の事業内容だけでなく「元コンサルタント」という経験を活かして副業をしています。複数回の転職が珍しくない現代においては、もしかしたら過去の仕事で学んだスキルが副業として役に立つかもしれません。また今の会社の事業内容とは異なるので競業避止義務に抵触することもないでしょう。

Cさんのようなスタイルでの副業を考えているのであれば、過去の仕事から使えるスキルを探してみてもいいかもしれませんね。

※副業は会社によっては認められておりません。本記事で紹介したような副業を行う場合は勤務先の規定等を確認のうえ、自己責任で行ってください。

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