山内奏人

【インタビュー】10代天才プログラマー山内奏人さん「個人間決済ビジネス」で自己実現 前編


10代の頃を思い出すと、人には小学校、中学校、高校、大学、専門学校、短期大学、そして就職など、ひとそれぞれにさまざまな分岐点があったことでしょう。もし、10代に戻れるなら、こういうことを経験しておきたかったと振り返る人もいるのではないでしょうか。今を生きる10代は毎日をどのように考えて過ごしているのでしょうか。

そこで、ウォルト株式会社のCEOを務める山内奏人さんにお話をお聞きしました。山内さんは国際的なプログラミングコンテストで最優秀賞を受賞した経験があり、昨年2016年には高校1年生でご自身の会社を創業しました。また、2017年の今年3月には国内最大級のFinTechピッチコンテスト「FIBC2017」にてソニーフィナンシャルホールディングス賞を受賞しています。

小学生時代から頭角を現していた天才

———山内さんは、小学校6年生の時に「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2012(15歳以下の部)」で最優秀賞を受賞、中学時代にはプログラミングのワークショップやイベントを企画し、ボランティアとして活動をする「It is IT」を立ち上げました。また、クラウドファンディングサイトでサマースクール参加のための資金を集めるなど、以前よりとてもアクティブな生活をされていたのですね。

山内さん:そうですね。色々なことにチャレンジしてきたと思います。僕は早くからインターンをしていましたが、それもプログラミングの経験があったからだと思っています。

———元々プログラミングはお好きだったのでしょうか。STEM教育が日本でも意識されており、2020年には文部科学省の学習要項の改訂でプログラミングが追加される予定になっています。

山内さん:6歳の時に親からもらった中古パソコンがプログラミングに出会ったきっかけです。インターネットに繋がっていなかったので、最初は単純にアニメーションを作って遊んでいました。ある時、図書館で見つけたプログラミング関連の本から独学でC++を学ぶようになりました。Rubyのワークショップにも参加し、徐々に自分の思ったことが形になるプログラミングを面白いと思うようになりました。その後、プログラミングコンテストで受賞したことで、活動の幅が広がりました。

インターンを経験し、起業へ

———中学生時代からインターンをしていたとお聞きしています。

そうですね。中学生時代からインターンを通して、実際のビジネスの場を目の当たりにしてきました。そこで、自分の志もはっきり見えてきたと思います。高校1年の時にお世話になったインターン先では、実際に新規ビジネス開発に携わらせてもらいました。

そこでは0を0.5にするための立案などを行っていました。ビジネスモデルとして成立するのか、どうマネタイズするのか等を考えることが出来たのはとても大きな経験でした。その経験が今とても役立っています。

———そして、月日を経てウォルトの創業に至ったのですね。

山内さん:そうですね。僕には将来成し遂げたい夢があって、その目標に向かって進むために起業しました。プログラミングのスキルが役立ったのは確かですが、プログラミングが目的というわけではありません。

僕の事業はビットコインのウォレットでスタートしました。2016年8月にはライフカードさんと提携し、ユーザーが保有するビットコインをVプリカに交換し、ビットコインの送金や入金に加えてVisaカードでEC店舗での決済が出来るようになりました。

個人間決済ビジネスに参入したのは成し遂げたい思いがあるから

———現在は個人間決済ビジネスに参入されていますね。

山内さん:僕は、お金をもっとシンプルに考える世の中を作りたいと思っています。 実際にビットコインで事業をスタートしましたが、現在はそのビジネスは行っていません。

現在、僕たちが行っているONE PAYというサービスは、アプリをダウンロードするだけでクレジットカード決済を受け付けることができる決済ターミナルです。他の決済と違うのは、決済端末を入れる必要はなく、スマホで代用できるという点です。導入費用も割安ですから、利用場面は多岐に渡ります。このサービスはアプリの操作も極力簡単になっており、煩わしさもありません。

海外ではすでにAlipayやWeChatPayなどが普及しており、日本でもいくつかの企業が先に走っていますが、この分野はまだまだこれからだと思っています。僕たちがこのようなビジネスを展開することにより、「自分のスキルを活かして生きていきたい」という方々が、さらに可能性を最大限伸ばしてもらえるようなビジネスを行うことが理想です。

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