副業の経費、どこまで認められる?これはアリ?ナシ?8選


副業で得た収入にかかる税金を抑えたいなら、どんな費用が「経費」として認められるのかは気にしておきたいところ。ポイントは、その経費が本当にその副業に必要な支出なのかという点です。この記事ではクイズ形式で「経費になるもの」と「経費にならないもの」を紹介していきます。

「◯」「×」クイズ形式で学ぼう

ちなみに、副業の業種や仕事の細かな内容によって、経費として認められることもあればそうでないケースもあります。ただ、最終的には税法と照らし合わせたり、税理士や税務署に確認したりすることが必要です。この記事ではあくまで一般的なケースを紹介していきます。

ここからは◯×クイズ形式で、経費として認められるものは「◯」、認められないものは「×」として紹介していきます。

商品を販売するための仕入れ費用は?

答えは「◯」です。あなたが顧客に販売するために仕入れた商品の仕入れ費用は、一般的には経費として認められます。商品の発送に必要な費用や商品を保管するために必要なスペースの賃料なども、経費に計上することができます。

サービスを売り込むための広告費用は?

答えは「◯」です。例えば副業で何らかのサービスを提供しようとして、フリーペーパーやウェブメディアなどに事業内容な商品に関する広告を掲載した場合、その際に支払った広告費用は経費として認められます。売上を作るために必要な活動だからです。

昔から観たかった映画を観るための費用は?

答えは「×」です。プライベートな理由で観に行ったときの映画のチケット代などは経費として認められません。演劇なども同様です。ただ、あなたがライターで企業から依頼を受けてその作品に関する批評記事を書く場合などは、「仕事をするにあたり必要な資料、研究」と認められます。

仕事でインターネットを使うための通信費用は?

答えは「◯」です。在宅ワークの方も増えており、インターネット環境がなくても行える仕事の方が少ないくらいでしょう。仕事でインターネットが必要な場合は、「通信費」として経費計上することが可能です。ただし、仕事でインターネットを全く使わない事業の場合、経費に計上するのは不適切です。また、在宅ワークでもインターネットを仕事とプライベートの両方で使うのならば、使用時間や頻度など合理的な基準で按分し、仕事部分だけを経費に計上しなくてはなりません。

趣味で始めた将棋を勉強するために購入した書籍

答えは「×」です。仕事と関係がないことに使ったお金は経費として計上できません。ただ、将棋に関する記事を書くなど、副業で必要な知識を得るために購入した書籍は、必要経費として認められるケースが一般的です。

副業のために使う名刺を作成した費用

答えは「◯」です。名刺は一般的に業務に必要なものと解釈されます。名刺は自分や業務を知ってもらうためのツールですので「広告宣伝費」に該当します。ただし、副業に関係ない活動のために作成した名刺代は、経費計上できません。例えば、副業とは関係がない趣味のサークルの「◯◯代表」「◯◯担当」のような名刺はNGです。

副業の場所としても利用している自宅の家賃

答えは「◯」です。あなたが副業をするために使っているスペースであることを証明することで、そのスペース部分の家賃だけ経費として認められます。ただし、家賃全額は経費として認められませんので注意が必要です。

副業で知り合った人と親好を深めるための喫茶店代

答えは「×」です。この場合は、何を目的として喫茶店に行ったかが問われます。例え副業を通じて知り合った人だとしても、ただ単に親好を深めるためだった場合は経費として計上できません。一方で打ち合わせ目的の場合は、経費として計上できます。その際は、打ち合わせ相手の所属や名前も領収書などに記載しておきましょう。

事業に直接必要なものは経費計上できる

このクイズを通じて、経費として認められるもの、認められないものの傾向が分かって頂けたかと思います。基本的には仕事に直接必要とされるものは経費として計上できます。

判断に迷う場合は税務署や税理士に相談しましょう。不自然な経費計上が多く、あとから税務調査が入るようなことになると、場合によっては修正申告や追徴課税など、大きな手間がかかります。また、下記の国税庁のウェブサイトも参考にしてみてください。

【参考】国税庁「やさしい必要経費の知識」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2210.html

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